Redhat に解像度を追加する

新しいThinkpadの設定をした。

FullHDのモニターが付いているが、さすが文字が小さすぎて、見づらかった。もう年かな?

解像度を変えようとしても、選択肢に設定したい1600x900のオプションがないため、設定ができない。

[lubuntu] adding undetected screen resolution with xrandr in lubuntu

に参考して、解像度を追加したが、再起動すると追加された解像度が消えてしまう。

 

以前は/etc/X11/xorg.confを修正して、必要な解像度を追加していたが、いまどきのLinuxでは/etc/X11/xorg.confファイルを持たないため、修正ができない。しかし、/etc/X11/xorg.conf.d/フォルダーがあるため、何かを入れると動くかもしれないと思う。

X/Config/Resolution - Ubuntu Wiki

に参考にして、/etc/X11/xorg.conf.d/99-monitor.conf (ファイル名はどうでもよい)を以下のように追加してみた。

Section "Monitor"
    Identifier      "eDP1"
    Modeline        "1600x900_60.00"  118.25  1600 1696 1856 2112  900 903 908 934 -hsync +vsync
    Option          "PreferredMode" "1600x900_60.00"
EndSection

 そうすると、奇跡的に思う通りに動いてくれた。

それぞれの行の意味を念のため説明する。

 1行目:

    Identifier      "eDP1"

 モニターの識別子である。xrandrコマンドを実行して、connectedとなっているモニターの識別子を記入する。

2行目:

    Modeline        "1600x900_60.00"  118.25  1600 1696 1856 2112  900 903 908 934 -hsync +vsync

以下のコマンドの実行結果を記入する。

 cvt 1600 900 60 

 3行目:

    Option          "PreferredMode" "1600x900_60.00"

 システムのデフォルト解像度を設定する。起動した後のログイン画面の解像度がこれになる。ログインした後の解像度はまたユーザーごとに個別に解像度を設定する必要がある。