IBM Data Studio起動時エラーの対応

IBM Data Studioを使っているが、いつも起動のときエラーが起きていた。ダイアログが表示され、どこどこのログファイルを参照しなさいとのことだ。

いつもなら、もう一度起動すれば正しく起動できるが、今日はなぜか連続4回もエラーになっていた。指定された場所のログファイルを参照したら、以下のエラーがあった。

org.osgi.framework.BundleException: Unable to acquire the state change lock for the module: osgi.identity; osgi.identity="org.eclipse.core.runtime"; type="osgi.bundle"; version:Version="3.10.0.v20140318-2214"; singleton:="true" [id=1899] STARTED [STARTED]
at org.eclipse.osgi.container.Module.lockStateChange(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.Module.start(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.ModuleContainer$ContainerStartLevel.incStartLevel(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.ModuleContainer$ContainerStartLevel.incStartLevel(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.ModuleContainer$ContainerStartLevel.doContainerStartLevel(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.ModuleContainer$ContainerStartLevel.dispatchEvent(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.container.ModuleContainer$ContainerStartLevel.dispatchEvent(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.framework.eventmgr.EventManager.dispatchEvent(Unknown Source)
at org.eclipse.osgi.framework.eventmgr.EventManager$EventThread.run(Unknown Source)

そのキーワードで検索したら、以下のサイトが見つかった。

Eclipse Community Forums: Newcomers » [SOLVED]error while opening eclipse Luna

3番目の書き込みの通り、

~/.eclipse/org.eclipse.platform_4.4.2_969963630_linux_gtk_x86_64/configuration/org.eclipse.osgi/.manager/.fileTableLock

ファイルを削除したら、うまく起動することができた。

KNOPPIXでext4ファイルシステムのファイルをundelete

ext4ファイルシステムのファイルを間違えて消してしまった。KNOPPIXのDVDで再起動して、undeleteの手順をまとめた。

1.もし可能であれば、該当のパーティションをumount。

2.KNOPPIXのDVDで再起動する。

3.標準ではKNOPPIXにはextundeleteが付いていないため、以下のコマンドを実行して、インストールする。

$ sudo apt-get update

(aptのキャッシュを更新する重要なコマンド、これを見つけるのに1時間以上かかった)

$ sudo apt-get install extundelete

 4.extundeleteコマンドを使って、undeleteを実施。extundeleteの使い方については以下の参考URLに参考。

extundelete options summary

インターネットでは--restore-fileではうまく行かず、--restore-allがうまく行ったという記述もあったが、自分は両方とも失敗した。

ddコマンドでHDDのデータを消す

HDDのデータを消すために、ddコマンドで乱数を3回書き込む。まず入力について、以下のURLが参考になる。

/dev/random vs /dev/urandom « Onkar Joshi's blog

HDDを消すためなら、/dev/urandomを使うべきである。

そして、そのままddコマンドを実行すると、そんなに早くはないため、バッファーサイズを設定しようと思う。試しに、バッファーサイズ100Mで乱数ファイルを作成してみたら、以下のワーニングメッセージが表示された。

$ dd if=/dev/urandom of=test bs=100M count=2
dd: warning: partial read (33554431 bytes); suggest iflag=fullblock
0+2 records in
0+2 records out
67108862 bytes (67 MB, 64 MiB) copied, 0.623157 s, 108 MB/s

実際に作成されたファイルも67MBしかなかった。

ワーニングメッセージ通りiflag=fullblockを追加してみたら、思う通りに動いてくれた。

$ dd if=/dev/urandom of=test bs=100M count=2 iflag=fullblock
2+0 records in
2+0 records out
209715200 bytes (210 MB, 200 MiB) copied, 1.81342 s, 116 MB/s 

このオプションを使って、HDDのデータを消してみた。バッファーサイズを1Gにしてみた。オプションなしのときよりはるかに はやかった気がする。最終的なコマンドは以下になる(要root権限)。

# dd if=/dev/urandom of=/dev/sda bs=1G iflag=fullblock

KNOPPIX 7.7.1 DVDの起動オプションを変更する

KNOPPIX 7.7.1 DVDをダウンロードした。デフォルトは英語インターフェース+英語キーボード設定のため、起動するときにいちいち「lang=ja xkeyboard=jp」を入れるのは面倒くさい。

オプションの変更方法を試行錯誤したため、手順をまとめる。

まず、Fedoraに付属するisomasterでISOファイルの /boot/isolinux/isolinux.cfg を編集してみた。しかし、そのISOで起動すると、

isolinux: Image checksum error, sorry...

とのエラーメッセージが表示された。

インターネットでいろいろ調べたら、下記の参考URLが見つかった。

Update on isolinux image checksum error - ImgBurn Support - ImgBurn Support Forum

最後の書き込みではmkisofsコマンドを使っていた。やはりmkisofsを使わないといけないみたい。ちなみに、mkisofsコマンドの詳細は以下のURLに紹介されている。

Linuxコマンド集 - 【mkisofs】ISO9660ファイルシステムを作成する:ITpro

結局自分は以下の手順でISOファイルの再作成ができた。

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JK's Save Managerで3dsの保存データを3dzへ変換

3dsファイルを3dzへ変換したら、保存データが消えて、再度初期化されてしまった。それはまずいから、まる1日かけて、変換の方法を調べた。

以前はSaveDataFilerというものを使うサイトもあったが、2016年12月現在はできなかった。その代わりに、JK's Save Managerができるらしいから、入れてみた。が、癖の強いソフトだったため、攻略をじっくり見ないと、変換はできなかった。

手順を今後のために、書いておく。

参考URL:

Importing Gateway saves to cia games - Tapatalk

こちらはCIAへ変換するものだったが、基本原理は同じ。

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Redhat 6.8でip6tables起動エラー

Redhat 6.8でip6tablesを起動する際に、以下のエラーが発生する。

$ sudo service start ip6tables

ip6tables-restore v1.4.7: ip6tables-restore: unable to initialize table 'filter'

Error occurred at line: 2

Try `ip6tables-restore -h' or 'ip6tables-restore --help' for more information.

 インターネットで調べたら、以下のURLでヒントをもらった。

Bug 642268 – ip6tables-restore unable to initialize table 'filter'

/etc/sysconfig/networkには以下の行が定義されていた。

NETWORKING_IPV6=no

 そもそもIPv6が有効になっていないから、ip6tablesは要らない。以下のコマンドを実行して、ip6tablesを無効にすればよい。

sudo chkconfig ip6tables off

 

Fedora 25にアップグレードしたら、Windows 7からsambaへアクセスできなくなった

Fedora 25にアップグレードしたら、Windows 7からsambaへアクセスできなくなった。Linuxからlocalhostへのアクセスは問題がない。

ログレベルをあげてみて、アクセスログから以下のキーワードがあった。

ntlm_password_check: NTLMv1 passwords NOT PERMITTED for user xxxx

ntlm_password_check: NEITHER LanMan nor NT password supplied for user xxxx

 検索しても、以下のURLでの方法が効かない。

Windows10の特定の端末から、正しいパスワードを入力してもsamba共有フォルダにログインできないようになっていた | ネタ帳(仮)

Fedoraアップグレードのログを確認したら、sambaは4.4. 7から4.5.1へアップデートされたため、「samba 4.5 cannot connect from "windows 7"」で検索したら、以下のページがあった。

[SOLVED] Can't connect to samba share after update Samba to 4.5.0-2 / Newbie Corner / Arch Linux Forums

 その参考URL

Samba 4.5.0 - Release Notes

 から「ntlm auth」のキーワードを見つけた。

smb.conf の[global]に以下の設定を追加したら、アクセスできるようになった。

ntlm auth = yes