ddコマンドでHDDのデータを消す

HDDのデータを消すために、ddコマンドで乱数を3回書き込む。まず入力について、以下のURLが参考になる。

/dev/random vs /dev/urandom « Onkar Joshi's blog

HDDを消すためなら、/dev/urandomを使うべきである。

そして、そのままddコマンドを実行すると、そんなに早くはないため、バッファーサイズを設定しようと思う。試しに、バッファーサイズ100Mで乱数ファイルを作成してみたら、以下のワーニングメッセージが表示された。

$ dd if=/dev/urandom of=test bs=100M count=2
dd: warning: partial read (33554431 bytes); suggest iflag=fullblock
0+2 records in
0+2 records out
67108862 bytes (67 MB, 64 MiB) copied, 0.623157 s, 108 MB/s

実際に作成されたファイルも67MBしかなかった。

ワーニングメッセージ通りiflag=fullblockを追加してみたら、思う通りに動いてくれた。

$ dd if=/dev/urandom of=test bs=100M count=2 iflag=fullblock
2+0 records in
2+0 records out
209715200 bytes (210 MB, 200 MiB) copied, 1.81342 s, 116 MB/s 

このオプションを使って、HDDのデータを消してみた。バッファーサイズを1Gにしてみた。オプションなしのときよりはるかに はやかった気がする。最終的なコマンドは以下になる(要root権限)。

# dd if=/dev/urandom of=/dev/sda bs=1G iflag=fullblock

KNOPPIX 7.7.1 DVDの起動オプションを変更する

KNOPPIX 7.7.1 DVDをダウンロードした。デフォルトは英語インターフェース+英語キーボード設定のため、起動するときにいちいち「lang=ja xkeyboard=jp」を入れるのは面倒くさい。

オプションの変更方法を試行錯誤したため、手順をまとめる。

まず、Fedoraに付属するisomasterでISOファイルの /boot/isolinux/isolinux.cfg を編集してみた。しかし、そのISOで起動すると、

isolinux: Image checksum error, sorry...

とのエラーメッセージが表示された。

インターネットでいろいろ調べたら、下記の参考URLが見つかった。

Update on isolinux image checksum error - ImgBurn Support - ImgBurn Support Forum

最後の書き込みではmkisofsコマンドを使っていた。やはりmkisofsを使わないといけないみたい。ちなみに、mkisofsコマンドの詳細は以下のURLに紹介されている。

Linuxコマンド集 - 【mkisofs】ISO9660ファイルシステムを作成する:ITpro

結局自分は以下の手順でISOファイルの再作成ができた。

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JK's Save Managerで3dsの保存データを3dzへ変換

3dsファイルを3dzへ変換したら、保存データが消えて、再度初期化されてしまった。それはまずいから、まる1日かけて、変換の方法を調べた。

以前はSaveDataFilerというものを使うサイトもあったが、2016年12月現在はできなかった。その代わりに、JK's Save Managerができるらしいから、入れてみた。が、癖の強いソフトだったため、攻略をじっくり見ないと、変換はできなかった。

手順を今後のために、書いておく。

参考URL:

Importing Gateway saves to cia games - Tapatalk

こちらはCIAへ変換するものだったが、基本原理は同じ。

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Redhat 6.8でip6tables起動エラー

Redhat 6.8でip6tablesを起動する際に、以下のエラーが発生する。

$ sudo service start ip6tables

ip6tables-restore v1.4.7: ip6tables-restore: unable to initialize table 'filter'

Error occurred at line: 2

Try `ip6tables-restore -h' or 'ip6tables-restore --help' for more information.

 インターネットで調べたら、以下のURLでヒントをもらった。

Bug 642268 – ip6tables-restore unable to initialize table 'filter'

/etc/sysconfig/networkには以下の行が定義されていた。

NETWORKING_IPV6=no

 そもそもIPv6が有効になっていないから、ip6tablesは要らない。以下のコマンドを実行して、ip6tablesを無効にすればよい。

sudo chkconfig ip6tables off

 

Fedora 25にアップグレードしたら、Windows 7からsambaへアクセスできなくなった

Fedora 25にアップグレードしたら、Windows 7からsambaへアクセスできなくなった。Linuxからlocalhostへのアクセスは問題がない。

ログレベルをあげてみて、アクセスログから以下のキーワードがあった。

ntlm_password_check: NTLMv1 passwords NOT PERMITTED for user xxxx

ntlm_password_check: NEITHER LanMan nor NT password supplied for user xxxx

 検索しても、以下のURLでの方法が効かない。

Windows10の特定の端末から、正しいパスワードを入力してもsamba共有フォルダにログインできないようになっていた | ネタ帳(仮)

Fedoraアップグレードのログを確認したら、sambaは4.4. 7から4.5.1へアップデートされたため、「samba 4.5 cannot connect from "windows 7"」で検索したら、以下のページがあった。

[SOLVED] Can't connect to samba share after update Samba to 4.5.0-2 / Newbie Corner / Arch Linux Forums

 その参考URL

Samba 4.5.0 - Release Notes

 から「ntlm auth」のキーワードを見つけた。

smb.conf の[global]に以下の設定を追加したら、アクセスできるようになった。

ntlm auth = yes

Fedora 25のibus-mozcを再ビルドする

Fedora 25にアップグレードした。

ibus-mozcのパッケージは再インストールされたため、再度ビルドする必要がある。

参考URL:

ibus-mozc の初期モードを「ひらがな」入力にする | uvirt.com

Fedora/mozc のビルド - Welcome to Life with Linux

 

参考URLにも書かれているように、ibus-mozcの初期モードは英数字だった。それを「ひらがな」に変換するため、再ビルドする。

まずPatchファイルを作成して、mozc.specを修正する。作成したPatchファイルの記述はもちろん追加するが、追加後の145行目と200行目の以下の行もコメントアウトする必要がある。

145行目:

xemacs -batch -f batch-byte-compile $RPM_BUILD_ROOT%{_xemacs_sitelispdir}/%{pkg}/mozc.el

200行目:

%{_xemacs_sitelispdir}/%{pkg}/*.elc

 でないと、なぜかビルドの際にエラーになってしまう。

また、そのままビルドすると、エラーになってしまうため、参考URL2を参考に、以下のコマンドを実行して、環境変数を設定してビルドが成功した。

export QTDIR= QTINC= QTLIB=
rpmbuild -bb mozc.spec 

 最後に、ビルドしたrpmファイルを再インストールするが、私はdnf派のため、以下のコマンドでインストールした。

sudo dnf reinstall ibus-mozc-2.17.2322.102-1.fc25.x86_64.rpm

 コマンドを入力する際に、TABで最後の.rpmまでは補完してくれないため、気をつける必要がある。

SEPのアイコンが黄色いままの対処法

SEPが正常のとき、アイコンが緑のはずだが、最近数カ月前、アイコンがずっと黄色いままだった。SEPを開くと、以下のメッセージが表示される。

Proactive Threat Protection is malfunctioning. Proactive Threat Protection is not functioning correctly due to an internal configuration error.

 いろいろ調べて、以下のサイトにヒントがあった。

Proactive Threat Protection is malfunctioning

説明している症状はまったく一緒だった。しかし、解決法は新しいバージョンへのバージョンアップだった。

とりあえずバージョンアップせず、レジストリーの

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SymIron\Parmeters\databasecorrupt 

 を確認したら、値が「1」になっていた。それを「0」に変更し、再起動したら、直った。